立川通り沿いにある老舗写真館「アライ写真館」さんが平成26年秋にリニューアルオープンしました!
アライ写真館さんは、私たちワッカチッタの前身とでもいうべき「ほほえみ」(立川市の子育て情報紙)企画のイベント時から大変お世話になっているお店です。
創業は大正十五年だそうで、以前は立川駅前のフロム中武の裏にあったそうですよ。
そして移転後50年の昨秋、四代目店主敏之さんが計画を練りに練って建て替えられました。
外装はあえて洋館風の渋い色でクラシックに。
これは四代続く88年の歴史を大切にし、古き良き写真館の雰囲気を残したいとの思いから。
そして内装はディズニーランドマニアなご主人ならでは!
なんとディズニーランドのワールドバザールを参考にされたそう。
二階への吹き抜けにはシャンデリアもあしらわれ、おしゃれかわいい空間です。
以前より重厚な扉ゆえ入るのに少々緊張しますが、扉の向こうでは爽やかな四代目店主が待っています(笑)
店主は全国でもまだ取得者が少ない「一級デジタル写真技能士」(※厚生労働省認定国家検定)を持つカメラマンなんですよ。
立派な受付の机も背後の時計も選びに選んだものだそうです。
これからまた代々年月を重ね、いい色艶になっていきそうですね♪
新しいものばかりでなく、歴史を感じさせるものもエントランスに飾られています。
昭和初期のまだカラー写真が無い時代に初代店主が白黒写真に色付けしたものや、二代目が使っていたという大判カメラは今は滅多にお目にかかれない貴重なものですね。
ちょうどオープン時に娘の七五三が重なり、個人的に利用させていただきました。
ヘアメイク室は子ども向けに可愛い壁紙です。
髪のセットは店主の奥様、着付けはお母様が担当して下さいます。
着物は約20種類の中から数点選んで試着させてもらい、セットは当日に希望を伝えました。
シャイな娘も、子どもと遊ぶのが上手すぎる店主と明るいお母様のトーク、ファミリーならではの和やかな雰囲気に落ち着いて撮影を迎えられました。
最後はたくさんの撮影カットの中から顔の表情を抜き出した状態で比較し、最高の一枚を選びます。
優柔不断な私に代わって、おおざっぱな主人があまりにもサクサク決めてしまいそうでしたが、店主のプロとしてのアドバイスを受けつつ決定しました。
微妙な目線の違い、はにかんだ可愛い口元…親バカながら迷いますね(^^;)
そんなアライ写真館さんが「TACHIKAWA AWARD2014」の物販・サービス部門にてグランプリを獲得しました!
パンフレットが市内各所で配布されていますが、このパンフレットの他の受賞店舗の写真も店主が手掛けたそうですよ。
私は子どもの頃、地元の老舗写真館で記念写真だけでなく、フィルムの現像もお願いしていました。
デジカメ世代のママには分からないかもしれませんが、アラフォーのフィルム写真世代にはそんな時代でしたよね?(^^ゞ
自分がママになって、このような写真館と新しいご縁を頂けたことが嬉しいです。
みなさんも街中の写真館、また通ってみませんか?
※取材時(2015年2月)の情報です。変更になっていることがあります。